ビタミンとは。

ビタミンとは、『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにも関わらず、自分で作ることができない化合物』と定義されています。つまり、生きて行く上で必要不可欠な栄養素ですが、食事などで摂取しなくてはならない物なのです。

飽食の時代である現代は、糖質やたんぱく質、脂質の３大栄養素は過剰摂取傾向にあるものの、ビタミンは不足傾向にあるようです。このようなことが原因で、糖尿病や肥満など、さまざまな生活習慣病を引き起こす要因となっており、しっかりとビタミンを摂取しなくてはならない意思から、多くの人がサプリメントなどで補給するようになっています。

ビタミンは大変奥が深い為、もっと詳しく解説しているサイトを紹介します。

ビタミンの効果
ビタミンの持つ効果から、欠乏症や過剰症、多く含む食品まで、幅広く情報を紹介しています。

ビタミンの副作用などの解説。
殆どの栄養素の効果・副作用をわかり易く解説しているサイトです。

全部で１３種類存在しており、水に溶けやすい「水溶性」と脂に溶けやすい「脂溶性」に分類されています。

水溶性ビタミン

ビタミンC

美肌を目指す為に重要で、シミやシワの改善や、コラーゲンを作る為お肌のハリにも欠かせません。

ビタミンB1

糖質をしっかりと燃焼させ、エネルギーにします。疲労回復のビタミンとも呼ばれています。

ビタミンB2

脂肪をしっかりと燃焼させる事から、ダイエット時には欠かせない栄養素です。

ビタミンB6

マグロなどの魚類に多く含み、たんぱく質を代謝するときに活躍します。

ナイアシン

血液中のコレステロールや中性脂肪を減らす作用や、２日酔い改善に効果的です。

パントテン酸

レバーなどの食べ物に多く含み、免疫力を高めたり、動脈硬化を予防します。

ビオチン

アトピー性皮膚炎や掌蹠膿疱症の改善効果が期待されている重要なビタミンです。

葉酸

野菜などの食べ物に多く含まれており、妊娠初期には不可欠です。

ビタミンB12

菜食主義の人が不足しやすいのがビタミンB12で、血液が作られる時に欠かすことが出来ません。

脂溶性ビタミン

ビタミンA

レバーなどの食べ物に多く含まれており、皮膚や目の健康、免疫力を保つのに効果的です。

βカロテン（ベータカロチン）

ビタミンAの前躯体と呼ばれており、βカロテンを摂取すると、必要な分だけ体内でビタミンAに変わります。

ビタミンD

魚類に多く含まれており、カルシウムの吸収を高めて、骨の健康に不可欠です。

ビタミンE

強力な抗酸化作用で、肌や体の老化を防ぎます。また、血行をよくし冷え性に効果的です。

ビタミンK

納豆に多く含まれており、皮膚や目の健康と免疫力を保つ為に活躍します。